現在位置 : ホーム > 製品情報 > ホームルーターのメリット・デメリットとは?固定回線との違いやオススメの一台も紹介!

ホームルーターのメリット・デメリットとは?固定回線との違いやオススメの一台も紹介!!

更新日:2023年7月19日 作成日 : 2022年12月20日

キャッチ画像

「インターネットをすぐに利用したい」「インターネットを始めたいけど工事があるのは困る」などと思っている方はいるのではないでしょうか。インターネットを利用する方法はいくつかありますが、一定以上の快適さで気軽に利用できる方法としてホームルーターがオススメです。

今回は、ホームルーターの特徴やメリット・デメリット、SIMフリータイプのホームルーターをオススメする人などについて解説します。

ホームルーターとは

イメージ画像

ホームルーターとは、モバイル回線を使ってインターネット通信を行う据え置き型のルーターのことです。コンセントに挿すだけですぐにWi-Fiが使用できるようになります。

「モバイル回線を使う」というと、モバイルルーターをイメージする方もいるかもしれません。しかし、モバイルルーターはバッテリー内蔵のため、持ち運んで外出先でも使用できる一方で、ホームルーターにはバッテリーがなく、大きさがあるため持ち運びには向かないことが多いです。

しかし、モバイルルーターよりも一般的に高スペックで、広範囲かつ安定した通信ができます。

固定回線との違い

ホームルーターと固定回線には、以下のような違いがあります。

  • 通信形式
  • 工事の要否
  • 設定の複雑さ
  • 料金
  • 回線の安定度

固定回線は電話線や光回線を通じて通信を行いますが、ホームルーターはモバイル向けのデータ通信を利用して通信を行います。そのため、固定回線では利用にあたって工事を行うことが一般的ですが、ホームルーターは工事を行わず即日利用可能です。

また、固定回線では初期工事後に各種設定を行わなければ利用できませんが、ホームルーターは設定不要ですぐ使えます。

さらに固定回線と比較すると、月額料金はリーズナブルなことが大半です。ただし、固定回線よりも回線が比較的安定しない場合もあるので、時間帯によっては速度制限が発生する点には気を付けなくてはなりません。

ホームルーターのメリット

イメージ画像

メリットとしては、以下が挙げられます。

  • 回線工事は不要
  • コンセントに挿すだけですぐに使える
  • 配線が目立たず、場所も取らない
  • 初期費用を抑えられる

以下で詳しくご紹介します。

1. 回線工事は不要

先程も触れたように、ホームルーターのメリットとしてまず考えられるのが、回線工事が不要である点です。端末が到着したら、コンセントに挿すだけでそのまますぐに使用できます。

固定回線の場合、工事を行うために1~2か月程度インターネット開通までにかかることもあります。また、工事をするとなると立ち会うためのスケジュール調整や、家に立ち入る業者の方とのやり取りなども必要です。回線工事費も負担する必要があります。

ホームルーターはそういった煩わしさがなく、気軽にインターネットを利用できます。

2. コンセントに挿すだけですぐに使える

ホームルーターにおいては、ほとんどのケースで、ホームルーター側の設定はいりません。インターネットを利用したいデバイス側の設定のみで利用できます。

デバイス側の設定も通常はシンプルなものであり、Wi-Fi設定をオンにしてネットワークを選択し、パスワードを入力する程度です。設定や接続に自信がない人でも、気軽に利用できます。

3. 配線が目立たず、場所も取らない

配線が目立たず場所を取らないことも、ホームルーターを利用する大きなメリットの1つです。配線といっても本体とコンセントをつなぐものだけであり、ルーター周りがシンプルにまとまります。

追加のケーブルは不要であり、部屋の雰囲気に影響することもありません。

また、配線を気にする必要がないため、コンセントを使用できる部屋であればどこでも利用可能です。場所を取らないことから模様替えも簡単にでき、引越しにも持っていけます。

4. 初期費用を抑えられる

ホームルーターを利用すれば、初期費用も抑えられます。(1)で述べたように、回線工事の必要がないためです。

一般的に数万円程度の費用がかかるため、工事自体のハードルが高い場合もあります。ホームルーターにはそういったハードルはありません。

ホームルーターのデメリット

イメージ画像

ホームルーターには多くのメリットがありますが、同時にいくつかの注意点があることも理解しておくことをオススメします。

ホームルーターのデメリットは、以下の通りです。

  • 固定回線と比べると通信が不安定
  • 大人数が一斉に使うのには向いていない
  • 速度制限にかかりやすい
  • 置き場所には気を付ける必要がある

以下で詳しくご紹介します。

1. 固定回線と比べると通信が不安定

気を付けたいこととしてまず挙げられるのが、固定回線と比較して通信が不安定なことです。ホームルーターは、モバイル回線を利用してインターネットに接続する機器です。そしてモバイル回線は無線であり、建物の構造や電波状況に影響を受けやすいため、電波が不安定になりやすいといえます。

一方、光回線は有線で接続する、現状で最も速いインターネット回線を利用できる方法です。そのため光回線と比較すれば、どうしても不安定であるとは考えられるでしょう。

モバイルルーターよりは電波が安定しやすいのですが、オンラインゲームのように大容量のデータ通信を行うことには不向きです。

2. 大人数が一斉に使うのには向いていない

ホームルーターは、大人数が一斉に利用するには向いていません。最大で数十人以上の接続ができるホームルーターもありますが、接続数が増加するに従い通信が不安定になる傾向もあります。

通常のホームルーターであれば、快適に利用するためには同時接続を数人程度に抑えることをオススメします。日常的に大人数でインターネットを利用する予定であれば、固定回線を選択する方が良いでしょう。

3. 速度制限にかかりやすい

速度制限にかかりやすいことも、ホームルーターのデメリットとして挙げられます。大容量のデータを利用すると、利用制限がかかってしまいます。

利用制限がかかるルールは各社異なり、基準を公開していないこともあるため注意が必要です。また、自分で大量のデータ通信を行っていなくても、混雑する時間帯になると通信制限がかかることがあります。

いつ通信制限がかかるのかはっきりとはいえませんが、夜間をはじめとして他のユーザーも利用することが多い時間帯には注意しなくてはいけません。特に仕事でインターネットを使用している場合、どの段階で通信制限が発生するのかは確認しておくことをオススメします。

4. 置き場所には気を付ける必要がある

ホームルーターは室内のさまざまな場所に置けますが、置き場所には気を付ける必要があります。無線を利用していることから、建物や周囲の状況に影響を受けるためです。

周囲に障害物がない場所を探し、床から一定以上の高さの場所に置くことをオススメします。

ホームルーターの契約先は?通信事業者とSIMフリータイプ

イメージ画像

ホームルーターには、通信事業者が回線と合わせて提供しているタイプとSIMカードを別途契約するSIMフリータイプの2種類があります。SIMフリーの場合、自分で契約先を選ぶことが必要です。

しかし、通信事業者が回線と合わせて提供しているものは、機器のレンタル料と通信費を合算して請求するため、どうしても毎月の料金が高めになります。

また、通信事業者提供の場合は住所変更のたびに手続きが必要であり、申請も月に1回までしか行えません。上記のような理由から、特にこだわりがないのであればSIMフリーのホームルーターを利用することがオススメです。

SIMフリータイプのホームルーターはこんな人にオススメ!

イメージ画像

SIMフリータイプのホームルーターは、以下のタイプの人にオススメです。

  • 毎月の費用を押さえたい人
  • 解約時の違約金の発生を避けたい人
  • 幅広いプランから選択したい人
  • 引越しの機会が多い人

1. 毎月の費用を抑えたい人

SIMフリータイプのホームルーターをオススメする人としてまず挙げられるのが、毎月の費用負担をなるべく抑えたい人です。SIMフリータイプの場合は機器のレンタル料を請求されることがなく、その分費用を安く抑えられます。

また、格安SIMを利用することでさらに節約効果を高めることが可能です。格安SIMを利用することで、毎月の料金を2,000円前後程度に抑えられることも決して珍しくはありません。

2. 解約時の違約金の発生を避けたい人

解約時の違約金発生を避けたい人にも、SIMフリータイプのホームルーターをオススメします。特定の通信キャリアに縛られないことから、契約期間がないためです。

通信事業者と契約していると、更新月とその前後以外の時期に解約すると、違約金が発生します。違約金が1万円以上になることも多々あり、乗り換えをしたいと思っても費用が問題になって乗り換えできないままの人も少なくありません。

違約金が発生しないSIMフリーのサービスであれば、他のキャリアに乗り換えたいと思ったら好きなタイミングで乗り換えできます。

3. 幅広いプランから選択したい人

幅広いプランを比較しながら利用するホームルーターを選びたい人にも、SIMフリータイプは向いています。キャリアに縛られることなく、各社のプランを比較しながら選べるためです。

たとえば、毎月数GB程度しかインターネットを利用しない人と、数十GBは利用する人とでは、最適なプランは異なります。インターネットの利用状況に合わせて柔軟にプランを選択できることから、SIMフリーなら毎月の利用料金を無駄にするのを避けられるでしょう。

4. 引越しの機会が多い人

引越し機会が多い人ならば、SIMタイプのホームルーターの方が便利です。通信事業者と契約をしていると、引越しのたびに申請をしなくてはならないためです。

SIMフリーの製品であれば、引越しをしてもそのまま利用できます。仕事やその他の都合で引越しが定期的にある方には、SIMフリータイプがオススメでしょう。

SIMフリーのホームルーターならピクセラ

イメージ画像

SIMフリーのホームルーターを探しているなら、こちらのピクセラの製品はいかがでしょうか?オススメ製品として、以下を紹介します。

好きな場所に設置できるSIMフリーホームルーター「PIX-RT100」

SIMフリーホームルーター「PIX-RT100」は、SIMカードを本体に挿すだけで、あとはコンセントさえあればどこでも無線LANルーターとして利用できるアイテムです。主要4キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au・Rakuten)に対応しており、MVNO SIMにも対応していることから毎月の費用を抑えられます。

最大1Gbpsの有線LANポートを4つ搭載しており、パソコンやゲーム機など有線LANが必要な端末で快適なインターネット利用を楽しめます。SIMカードと本製品だけでインターネットを利用できるため、離れた場所で暮らす家族にプレゼントすることで、簡単にインターネットを通じたやり取りが可能です。

製品名 PIX-RT100
価格(税込)15,800円
接続方法 コンセント
対応放送波ドコモ・ソフトバンク・au・Rakutenおよび、MVNO各社
公式製品ページhttps://www.pixela.co.jp/products/network/pix_rt100/

まとめ

ホームルーターは、固定回線よりもお手軽に、そしてモバイルルーターよりも高速度のインターネット通信を利用できる魅力的なアイテムです。

コンセントを指すだけですぐに利用でき、配線が目立たないためお部屋の雰囲気に影響することもほとんどありません。利用にあたっての初期工事が不要なことから、初期費用を抑えられる点も大きな魅力です。ピクセラのホームルーターを利用して、快適なインターネット環境にしましょう。

この記事について

外付けテレビチューナー Xit(サイト)シリーズや、それに関連した情報に興味のあるお客様向けのお役立ち情報をあつめました。初心者の方にも分かりやすく画像付きで解説しています。

記事一覧

SIM・SIMフリー製品 Product

テレビが見られる製品 Product