360度VRアプリ「パノミル」に
プロ野球オープン戦のダイジェスト版を追加
アプリとゴーグルで誰でも体験可能
2017年4月21日
株式会社ピクセラ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:藤岡 浩)は、2017年3月18日に、パシフィックリーグマーケティング株式会社(以下、PLM)とコラボでVRライブ配信を行った、プロ野球オープン戦のダイジェスト版を、360度VRアプリ「パノミル」のVODコンテンツラインナップに追加することをお知らせします。
だれでも体験できるプロ野球オープン戦の360度VR映像
新コンテンツは、先日にVRライブ配信を行ったプロ野球オープン戦の3回裏の模様を全て抜き出したもので、当日と同じ映像の一部を体験できます。ライブ配信時とちがい、パ・リーグTVの有料会員だけでなく、「パノミル」とVRゴーグルをお持ちのかたであれば、だれでもコンテンツを楽しめます。
「これは、今までと違いますね!」球場スタッフからも驚きの声
ライブ配信の当日、スタジアムの中継スタッフや球団関係者の方々から、「MagicVision」(特許出願中)による複数スクリーンによる配信映像に対し、以下のようなご意見をいただきました。
- 「これは、今までと違いますね!」
- 「MagicVisionで(360度以上に)いろんなシーンが同時に見られて、可能性を感じました!」
- 「複数の映像を同時に見せられるから、カメラ位置とか工夫すればもっと面白い映像を見せられそう。」
- 「テレビ中継の映像や実況も見えているから、ずっと見ていられますね。」
2時間近く連続視聴をする視聴者も VR視聴では異例の長時間
ライブ配信後の動向解析により、視聴した方のうち四分の一が10分以上視聴し、最長115分もの長時間にわたって連続視聴される視聴者もいらっしゃいました。VR視聴時間としてはかなり異例の長さであり、視聴者に高い没入感と、あきさせない映像表現を提供できたと考えています。
数m先のボールが見えない!「MagicVision」開発に至った理由
これまで、いくつかのスポーツで360度映像撮影や配信実験を行いましたが、4K解像度であっても、数m先のボールが見えないといった意見が非常に多く聞かれました。そんな中でVR特有の没入感と併せて、VRをいかした試合観戦の表現を考えた結果、「MagicVision」という360度映像と合わせた仮想マルチスクリーンによる表現に思いいたりました。
単なるマルチスクリーンとしてVR映像内に固定的に配置するのではなく、各ユーザーの視点に合わせて、スクリーンを手前に移動させ、より見たいスクリーンを見やすくしたり、常に頭の動きに追従し、360度どの方向を見ていても、決定的な場面を見逃さないような仕組みを取り入れることにこだわりました。
今回のPLMとのライブ配信イベントを通して、VRを活用した新たなスポーツ観戦の表現として、一つの道筋ができたのではと強く感じています。
今後は、野球以外の他のスポーツや、音楽ライブなどの別のカテゴリのコンテンツを所有するさまざまな企業や団体との協業により、VR市場の発展と市場形成を加速してまいります。
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