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「防災対応 テレビ字幕自動翻訳システム」と
「Conte™ホームサービス」の防災応用事例を紹介
7月28日、29日開催のケーブル技術ショー2016に出展

2016年7月21日

株式会社ピクセラ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:藤岡 浩、以下 当社)は、2016年7月28日、29日に東京国際フォーラムにて開催される「ケーブル技術ショー2016」において、防災情報を多言語にリアルタイム翻訳して表示する「防災対応 テレビ字幕自動翻訳システム」と、家庭向けIoTサービス「Conte™ホームサービス」の防災応用事例を展示する事をお知らせします。

多言語表示に対応した「防災対応 テレビ字幕自動翻訳システム」

「防災対応 テレビ字幕自動翻訳システム」は、2016年4月29日に開催された「G7香川・高松情報通信大臣会合」にて展示した、「テレビ字幕自動翻訳システム」をベースに、防災サーバーからネットワークを経由して配信される防災情報を受信し、英語や中国語などの多言語に翻訳して表示する機能を新たに搭載しました。この機能追加により、テレビ放送字幕に加え、災害情報も多言語で適切に表示することを可能にしました。

本システムは、IPDCフォーラムが出展する「防災情報ワンストップ配信システム」を構成するサブシステムの一つとして、ケーブル技術ショーにおける防災をメインとしたテーマゾーン「防災・減災を支える技術」のエリアに展示されます。今回の展示では、テレビ放送字幕の自動翻訳表示を行いつつ、IPDCフォーラムの防災情報サーバーから送出された緊急地震速報や土砂災害情報を検出すると、テレビ表示を直ちに停止し、字幕翻訳に用いている言語にて災害情報の翻訳を行ったのち、設置地域に則した出し分け表示を行います。

防災対応 テレビ字幕自動翻訳システム 構成イメージ

家庭向けIoTサービス「Conte™ホームサービス」

同展示ブースにおきましては、2016年5月31日に公開しました、一般家庭向けIoTサービスである「Conte™ホームサービス」を併設展示します。人感センサを用いた、災害発生時における一人暮らしの高齢者の安否確認などへの応用を想定しています。

Conte™ホームサービス 構成イメージ

今後の見通し

当社は、これまでにVHF-Low帯技術やIPDC技術を基盤とした、防災インフラ向け受信機の検討を自主的に進めてまいりました。今後ますます訪日外国人の増加が見込まれる中、地震大国である我が国において、災害発生時の適切な情報伝達や誘導の多言語対応は喫緊の課題と考えております。

今後、当社は本システムと、「Conte™ホームサービス」の防災応用のさらなる普及を目的として、機能性能面の継続的向上を図りつつ、全国のCATV局などへの導入を促進し、我が国の防災インフラの整備に寄与してまいります。

開催概要

名称 ケーブルコンベンション2016関連イベント
「ケーブル技術ショー2016」
日時 2016年7月28日(木) 9:30 ~ 18:00
2016年7月29日(金) 9:30 ~ 17:00
会場 東京国際フォーラム ホールE
アクセス 〒100-0005
東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
(JR有楽町駅より徒歩1分)
入場料 無料(入場登録制)
公式サイト https://www.catv-f.com/

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