パノラマVRサービスを来春スタート
4K 360度カメラ「Sphericam 2」の国内販売も開始予定
2015年10月28日
株式会社ピクセラ(本社 : 大阪府大阪市、代表取締役社長 : 藤岡 浩、以下 当社)は、当社独自のサーバーを用いた法人向けパノラマVRサービスを2016年3月に開始することをお知らせします。
概要
コンテンツ制作から店舗等での配信までトータルサービスを開始
VR(バーチャルリアリティ)を利用することで、旅行代理店や不動産販売店などから、その場に居ながらにして旅行先の風景や、ホテル・マンションのレイアウトなどをリアルに体験できるサービスを法人向けに2016年3月より提供します。本サービスにより、従来型のパンフレットやデモムービーなどでは伝わりにくかった「空間」を店頭のお客様にダイレクトかつ自然に感じ取っていただく事ができ、これまでにない接客のスタイルを提供できます。
パノラマVR専用パソコンを提供予定
パノラマVRサービス用に最適化した当社オリジナルパソコン「パノラマVR PC」を本サービスとセットで提供予定です。本パソコンを用いることで、ワンストップでのサービス導入が可能となります。また、筐体は新しいオーディオビジュアル機器を目指した形を採用し、上質な空間にもマッチするデザインとなっています。
ヘッドマウントディスプレイ型とスマートフォン型の2種類のプレーヤーを用意
没入感の高いヘッドマウントディスプレイ向けプレーヤーと、お手軽にiPhone/iPadやAndroid™端末で体験できるモバイル向けプレーヤーの2種類を用意しています。どちらも360度パノラマ映像が体験できます。モバイル向けプレーヤーでは、カタログ等に記載されたQRコードを読み取ることで、簡単に当社のサーバーを経由してコンテンツを体験できます。
また、利用時のユーザー情報を活用することで、これまで一方通行だった紙面広告では得られなかった双方向の情報疎通により、マーケットリサーチ手法へ新たな形を提供できます。
Sphericam 2の国内販売を開始予定
当社は米国に本社を置くSphericam社との間で、同社の新製品である360度4Kカメラ「Sphericam 2」をパノラマVR動画撮影用として日本国内で販売する業務提携を行いました。2016年4月~6月頃の販売を予定しています(販売時期および価格の詳細については現時点未定となります)。これまでよりも、リーズナブルかつお手軽に360度パノラマ動画の撮影が可能になります。
サーバー側でのH.265リアルタイム変換を2016年中に実現
360度4Kサイズの動画は従来のH.264形式ではデータサイズが巨大になるため、そのネットワーク負荷が課題となります。そこで、当社はサーバー側で圧縮率が高いH.265形式にリアルタイム変換することで、よりネットワーク負荷をより下げた効率的な配信を目指しています。2016年中に実現します。
「VR TV」のデモンストレーションを参考展示
さらに、VR上に同時テレビ画面を6画面まで表示できる「VR TV」の試作展示を行いました(2015年10月28日の発表会にて参考展示)。今後も、当社のテレビチューナーソリューションにおける新しい楽しみ方の提案として検討してまいります。
今後について
パノラマVRサービスに関する具体的なセット内容、料金プランや商流、Sphericam 2の国内販売についての詳しい情報は今後決定次第、速やかに告知してまいります。
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