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ピクセラ、ワンセグ向け暗号化LSIを開発

2006年11月15日

株式会社ピクセラ(代表取締役 藤岡 浩)は、ワンセグおよびデジタルラジオ(ISDB-T)に対応した暗号化LSIを開発したことをお知らせいたします。

今回、当社が開発した製品は、ワンセグやデジタルラジオのチューナーからの出力信号に対してのシリアル/パラレル変換やパケットのフィルタリング機能、バッファ機能を有する暗号化LSIです。
地デジの運用規定を定めるARIB規格では、ローカル暗号を用いて暗号化することでコンテンツを保護することが規定されています。本製品の使用により、コンテンツを暗号化、安全にUSBなどのユーザーアクセスバスに出力することが可能になります。
当社は、視聴アプリケーションはもちろん、チューナーからバスへの出力までのワンセグソリューションを構築するために本製品を開発し、株式会社ウィルコムのスマートフォン“W-ZERO3[es]”専用ワンセグ受信ユニットの開発おいても本製品を適用いたしております。
なお、本製品の販売価格は400円/個(10,000個ロット)を予定しております。

暗号化LSI(PIX-LD010-P00)の特長

・暗号化機能(56bit)
・TSパケット入力インターフェース(シリアル/パラレル両対応)
・I2Cによる外部制御
・FIFO内蔵
・81pin PFBGA 3.3V/1.8V電源(7mW)
・外形サイズ:8×8×1.2mm PFBGA

PIX-LD010-P00
PIX-LD010-P00

暗号化LSI(PIX-LD010-P00)の接続組み合わせ例

本製品、PIX-MC20(当社製USB2.0対応USBコントローラ)およびTDJ1200(RfStream製ワンセグ用シリコンチューナーモジュール)の併用により、ワンセグUSBチューナーの軽易な設計が可能となります。

接続組み合わせ例
接続組み合わせ例

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