ピクセラのパソコン用地上デジタルテレビソリューションの、富士通06年夏モデルパソコンへのOEM供給を拡大いたします
2006年4月20日
株式会社ピクセラ(代表取締役 藤岡 浩)は、富士通株式会社(代表取締役社長 黒川 博昭 以下、富士通社)が4月11日に発表した2006年夏モデルのパソコンに、地上デジタルテレビソリューションのOEM供給を拡大することをお知らせいたします。
今回、ピクセラが富士通社製新モデルのパソコンにOEM供給する地上デジタルテレビソリューションは、以下の4製品です。
- デスクトップパソコン用3波対応デジタルテレビキャプチャーボード
- デスクトップパソコン用地上デジタル・アナログテレビキャプチャーボード
- ノートパソコン用地上デジタル・アナログテレビキャプチャーボード
- ノートパソコン用PCカード型ワンセグ受信機
当社は、2005年3月に日本初となるハイビジョン放送を放送画質のままパソコンで視聴、録画、再生できるデスクトップパソコン用地上デジタルテレビキャプチャーボードを発表して以来、OEM供給を通してデジタル放送関連技術の向上・ノウハウの蓄積を図ってきました。
当社は、現在のデジタル放送とアナログ放送の混在期を好機と捉え、富士通社への地上デジタルテレビ関連製品のOEM供給拡大を足掛かりに、技術力をアピールしつつビジネスの拡大に努めてまいります。
各製品の概要は次のとおりです。
デスクトップパソコン用3波(BS、110度CS、地上)対応デジタルテレビキャプチャーボード
本製品は、2005年3月に日本で初めてのハイビジョン放送を放送画質のままパソコンで視聴、録画、再生することができる製品として発表されました、デスクトップパソコン用地上デジタルテレビキャプチャーボードの改良版です。
チューナー部の受信感度向上、MPEG-2デコーダーの最適化をはじめとする製品の性能向上を果たすことで、地上デジタルテレビ放送の視聴、録画、再生時におけるパソコンへの負荷を低減。また、キャプチャーボードの基板面積で従来製品(PIX-DTTV/P1W)比約30%減の小型化を実現しています。
デスクトップパソコン用地上デジタル・アナログテレビキャプチャーボード
本製品は、2006年4月、1ボードで地上デジタル・アナログの同時受信に対応した初の製品です。既存の地上アナログテレビの高画質化技術とデジタルテレビ技術を活用。デジタルテレビは地上波に特化して新たに開発されました。
3波対応製品の「PIX-DT010」と同様、チューナー部の受信感度向上、MPEG-2デコーダーの最適化をはじめとする製品の性能向上を果たすことで、地上デジタルテレビ放送の視聴、録画、再生時におけるパソコンへの負荷を低減。ローエンドからハイエンドまでのパソコンに対して、デジタルテレビキャプチャーボードの搭載を可能にしました。
ノートパソコン用地上デジタル・アナログテレビキャプチャーボード
本製品は、2006年4月、ノートパソコン用地上デジタルテレビソリューションとして新たに開発した、1ボードで地上デジタル・アナログ放送の同時受信に対応する初の製品です。
チューナー部にRfStream社のシリコンチューナー「TW-1000ST」(地上デジタルテレビ受信用)および「TA-500ST」(地上アナログテレビ受信用)を搭載するとともに、当社の高密度設計技術により小型化・低消費電力・低発熱化を実現。搭載スペースが限られ、厳しい熱管理が求められるノートパソコンに適した仕様としています。
ノートパソコン用PCカード型ワンセグ受信機
本製品は、2006年3月、ノートパソコン用地上デジタルテレビソリューションとして新たに開発した、ワンセグ放送対応製品です。2005年12月に発表したワンセグモバイル受信機における開発技術をパソコン用製品として改めて開発、製品化したものです。また、ワンセグ視聴アプリケーションソフトウェアとして「StationMobile™」を開発。ワンセグ放送視聴、字幕表示、音声切替、EPGおよびデータ放送の利用に対応しています。放送波の受信は付属のモバイルアンテナで行い、モバイル環境下での視聴をサポートします。
※文中に記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標もしくは登録商標です。
※本プレスリリースは、発表日現在の情報です。検索日と情報が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。